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今日は、仕事でとってもお世話になった方に、メキシコ行きの報告も兼ねて、お寿司をご馳走になった。私の先輩同僚も一緒。沢山飲んで、色々と興味深い話をお伺いした。その方は、その業界ではかなり有名で、結果として社会的地位も相当高いヒト。だから、若い頃からバリバリ仕事をこなしてきたんだろうと思っていたけど、なんと、死の淵をさまよった経験が。。。。その話がとっても興味深かった。
ちょうどその方がいまの私と同じくらいの年の頃。ある日、お昼を食べた後に電車に乗っていたら、突然気分が悪くなってきて、呼吸がほぼ全くできない状況に。次の駅でなんとか降りて、ホームのベンチに座ったけど、まったく回復しない。様子をみていた周りのヒトが駅員さんを呼んでくれたらしく、即、救急車で運ばれた。 病院での診断の結果、先生に「あと5分遅かったら、命はありませんでした」と言われ、突然喘息になってしまったことを知った。そう、それまでは喘息なんて全くなく、1日に3箱もタバコをふかすほどの超ウルトラヘビースモーカーだったらしいのに。。。そして、その引き金となったのが、その日のお昼に食べた「蕎麦」!!!!そう、蕎麦アレルギーは大変って良く聞くけど、ちょっと調べてみると、「蕎麦」というのはかなり強烈なアレルギー症状を引き起こす力を持っているらしい。。。。初めて知った。そして、なんと蕎麦アレルギーで、ショック死するヒトが、年間200人くらいいるらしい。怖すぎる。。。。 その方の話によれば、どうやら人間というのは、大体30歳頃になると、親から受け継いできた免疫みたいなものが全くなくなるらしい。それで、30歳頃を堺にまったく体質が変わってしまうヒトが結構いるらしいのだ。あと、女性の場合は、妊娠を機にまったく体質が変わってしまっているヒトもいるみたい。これは、よく聞く話。そのヒトの場合は、それが喘息。アレルギー喘息。治療するのに3年くらいかかったらしく、30代前半は本当に苦労したと話してくださった。 そういうご自身の経験をふまえて、「人生何があるかまったく分からないから、他人がなんと言おうと、自分がやりたいことをするべきです。メキシコでの生活、応援してます」と最後に言ってくださった。あー、それなりの人生経験をふまえたヒトが言ってくださる言葉は、とっても重い。そして、とっても力になる。ありがとうございます。。。。 **************** 昨日の彼女が言っていたことで、興味深かった点がもう1つあったから、忘れないうちに書いておこう。 彼女は、基本的に男が苦手であると同時に、男に対して相当辛口の評価をしてしまう傾向にあるらしい。つまり、ちょっといいなと思うヒトが現われても、「●●なところがあるから、やっぱりイヤ」などなどと批判して、男性を肯定的あるいあ、プラスの方向にとらえられないらしいのだ。そして彼女は、自分がこういう思考に走ってしまう原因が、「太陽」と「月」につながる差-つまり、幼少期に育てられた環境とか、親の愛情の大きさ-にあるんじゃないかって分析してた。彼女は、小学生の頃に、父親が外に愛人を作ったことが原因で、両親が離婚。その後、父親はその愛人と結婚して家庭を作ったものの、過労死が原因でなくなってしまったのだ。。。。 とりあえず、彼女自身の分析を簡単にまとめると、まず、小さい頃に両親からなんらかの原因で絶対的な愛情を注がれずに育った子供は、「月」の要素を多く含む人間になる傾向がある、というのが1つ。これは、もう書いたことで、彼女自身が「月」である理由にもなってる。そして、もう1つ。「月」の人間は、幼少時代などに自分を傷づけた方の親の性(ex.彼女であれば父親=男性、もしくは両方ってことも)に対して、非常に偏った見方をするようになるのではないか、ということ。ふーむ。。。。。 ちなみに、彼女は逆の要素を持つヒト-つまり、幼少期に親の愛情を一心に受けて育った「太陽」のヒト-として、私のことを言った。私は、彼女からみれば、「太陽」。「ダメ男」(なんて、言わないで~・涙)と付き合っていても(=昔の話)、どこかしらに必ず良いところを見いだし、あーだこーだと理由を付けながら、付き合い続ける。そう、悪いところはすでに自分でも分かっているのに、「でも、彼には●●な良いところがある」、「彼は●●がダメだけど、私のことをとっても好きでいてくれる」、などと言って、自己満足しながら付き合い続けるのだ。たしかに、これは当たっているな(涙)。。。彼女からみれば、到底理解できない思考回路らしく、それができるのは、幼少期に絶対的な愛情を受けた「太陽」の性格だから。悪い面が露呈されても、そのヒトの良い面をみ続ける精神的余裕のようなものがあるらしい。。。。 彼女はそう言うけど、実際はどうなんだろう。。。私は、(仕事だけは)自分にも厳しいつもりだけど、他人にも恐ろしいほど厳しくて、辛口だぞ。でも、確かに、どんなヒトにでも、必ず良いところがあるとは思ってる。悪いところを言い出したらキリがない。ヒトの良いところを見るようにすれば、相手も自分の良いところを見るようにしてくれると思うし(ま、いつもじゃないけど)。 でも、1つ真実が。他人が冷静にみればまったくの「ダメ男」なのに、それでも「彼にも良いところがある!」と唱え続け、結局自分が傷つく羽目に陥った経験は幾度か。ハハハ。ま、なんでも経験ってことよね。
by latraviatajapan
| 2005-04-06 13:55
| 東京での生活
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