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前にも少しふれましたが、悠加は現在、IMSS(Instituto Mexicano del Seguro Social:社会保険庁)の保育園に通っています。私立の幼稚園は、両親のニーズあるいは要望にできる限り沿ってくれますから、その意味においては悪くないと思います。ただ、従業員(すなわち、保育園の先生や常駐の看護婦さんなど)や提供されるサービスの「コントロール」という面においては、IMSS保育園のほうがかなり信頼性・安全性が高いと感じています。
私たちの場合は、私の産後休暇が終わった時点で、入園を希望していたIMSS保育園に空きがありませんでしたから、Waiting listにいる間の3ヶ月間は私立幼稚園を利用していました。加えて、悠加の通うIMSS保育園は、拡張・改装工事のために、4月1日から1ヶ月間閉鎖されていました。そのため、その約1ヶ月間は、別の私立幼稚園を利用していました。 IMSS保育園を利用してみた後で、再び私立幼稚園を利用してみると、「コントロールの厳しさ」という点で両者の大きな違いを実感せずにはいられません。IMSS保育園の利用には制限もあるので、誰でも利用できるわけではありません。ただ、利用条件を満たしているのであれば、一度利用してみる価値は十分あるのではないかと個人的には感じています。以下、私の分かる範囲で、IMSSの保育園の仕組みやサービス、(私が感じる)欠点などを少し紹介しておこうと思います。 <IMSS保育園のコストと利用条件> IMSS保育園は無料です。ただ、利用するためには条件を満たしている必要があります。つまり、被保険者として社会保険料を納入しているママ(ウォーキングマザー)、あるいは、妻と死別あるいは離婚して子供を養っているパパであることが要件となります。 また、同保育園を利用できるのは、生後43日以降、4歳の誕生日を迎えるまでの乳幼児です。 <IMSS保育園の経営形態> IMSSのクリニカ(病院)と同様に、IMSSが直接運営しているものと、私立幼稚園がIMSSと契約してIMSSの無料保育園サービスを提供しているものと、2種類あります。私の周辺には、後者のタイプしかありません。自分で利用しているのも後者のタイプなので、ここでは後者の方だけについて、紹介しておこうと思います。 私立幼稚園がIMSSと契約してIMSSの無料保育園サービスを提供している場合、当然のことながら、オーナー(経営者)がいます。このオーナーがIMSS--つまり、メキシコ政府--と契約をして、IMSSからお金を受け取って、特定の時間についてのみ、有資格者を対象に無料の託児所サービスを提供しているのです。ここでの有資格者というのは、すでにふれたように、企業等で働いて、給与天引きで社会保険料を納入し、被保険者としてIMSS(社会保険)に加入している女性(母)あるいは、妻と死別あるいは離婚した夫になります。そして、特定の時間と書きましたが、IMSSの無料託児サービスが受けられるのは、朝7時から夕方5時あるいは5時半まで(保育園によって異なる)で、IMSSの無料サービス時間帯を過ぎると、私立の幼稚園に変わって超過料金を徴収されます。ただ、超過料金はそれぞれのIMSS保育園によって異なりますが、いずれにしても私立幼稚園とは違ってエコノミー。前に悠加が通っていた私立幼稚園は、超過料金が1時間当たり80ペソでしたが、今のIMSS保育園は1日当たり20ペソで最大午後6時半まで預けることができるようになっています。 <IMSS保育園で提供されるサービス-食事> 私立幼稚園の場合は、家庭でミルクあるいは食事を準備し、お弁当のような形で赤ちゃん・子供にもたせる必要があります。もちろん、哺乳瓶や食器・カトラリー類、飲料用カップなどもすべて持参しなければなりません。ところが、IMSS保育園の場合は、すべて保育園が準備します。IMSS保育園には必ず、日本の学校で言うところの「給食室」があって、そこでミルクの準備なり、食事の調理・準備が行われるのです。ですから、逆に言えば、赤ちゃんにあげる粉ミルクの指定や食事の持参などは、一切できないようになっています。IMSSが管理する献立表にしたがって、ミルク・食事類の提供が行われるということです。 ただ、母乳育児を希望するママについては、保育所内で母乳をあげることができるようになっています。また、悠加もそうですが、ミルクアレルギーなどの理由で、特別な粉ミルクを利用する必要がある場合には、医師の処方箋を提示することにより、指定の粉ミルクを持参することができます。 <IMSS保育園の利点-厳しいコントロール> 冒頭でもふれましたが、IMSS保育園は、IMSSの管理下に置かれていますので、そのサービスはIMSSによって厳しく管理されています。月に1回、IMSSの検査が抜き打ちで入るので、清掃・衛生状態も非常にいいですし、子供の健康管理も行き届いています。保育所のオーナーも、何か不適合な箇所があると、IMSSからお金がもらえなくなりますから、かなり厳しく先生や管理者の教育を行っています(ように見えます)。 メキシコに住んでいらっしゃる方であれば、そして特にIMSSクリニカを利用したことがある方であれば、容易に想像がつくと思いますが、IMSSというのは柔軟な対応とは両極端をいく、画一的な官僚主義、お役所仕事を絵に描いたような場所です。通常であれば、そんなお役所仕事が頭にくるわけですが、こと保育所に限っていえば、それがいい方向に作用しているような気がします。一言で言えば、良くも悪くも「例外」を認めないということです。職場でも常日頃から感じていることですが、メキシコ人は「報・連・相」が義務付けられていながらも、ビックリするぐらい自分で勝手に判断します。これがまた良かれと思ってやっているので、始末に終えません!ですから、保育園のサービスあるいは衛生レベルを勝手に変えることができない、自分たちで勝手に判断することができないというのは、とてもとても重要な要素なのです。 そして、IMSS保育園の場合、転職による先生の異動が殆どありません(メキシコ人はイヤになったら、あるいは、少しでもお給料のいい場所がみつかればすぐに辞めるので、転職は日常茶飯事です)。これも保育所の場合はプラスに働いていて、先生の異動が殆どないからこそ、先生が子供たちのことをよく分かっています。これは、沢山の友人がIMSS保育園のプラスの点として評価している点です。 <IMSS保育園の欠点> 画一的な官僚主義であるがゆえの欠点はいくつかあります。ただ、欠点というよりも、面倒な点、不都合な点と言ったほうが正しいかもしれません。いずれにしても、そのような点は、それぞれの人によって感じ方が違うので、一応参考までに。 -食事の指定が不可。 ※食事の指定は基本的に不可能ですが、医師の処方箋があれば、かなり融通がきき ます。たとえば、私たちの場合、通常は4ヶ月以降開始される離乳食を、6ヶ月まで 待ってもらいたいという希望を持っていました。これは、小児科医のリカルド先生の 指示でもあったので、先生に一筆書いてもらい、離乳食開始時期を2ヶ月遅らせて もらうことができました。 -哺乳瓶の指定が不可。 -通常のサービスから逸脱する場合には、すべて医師の処方箋が必要。 ※たとえば、食事の指定、粉ミルクの指定、風邪などで薬投与が必要な場合など。 -3回の無断欠席で自動的に除籍。 ※病気で休む場合には、医師の診断書あるいは処方箋を提示して、欠席を正当化する 必要があります。基本的には、両親の意思で自由に保育所を休ませることはできま せん。 -ある一定の期間、旅行等で保育所を休まなければならない場合、事前にその旨を申請 することが必要。 ※休暇の場合は、勤務先あるいは自分でレターを作って提示することが必要です。 また、厳密に言えば、親の休暇取得による子供の欠席が認められるのは、ママが 休暇を取った場合のみだそうです。 -(女の子の場合)ピアス禁止
by latraviatajapan
| 2009-05-13 23:16
| 育児と日本語教育
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